本ページでは、バージョン管理で利用するGit連携について、どのように貴社プロジェクトで設定できるかを説明します。(🇺🇸本記事は、このヘルプ記事を翻訳したものになります)
Project Settingsページで設定を変更するためには、Looker管理者である必要があります。管理者ではないLooker開発者はProject Settingsページを閲覧することはできますが、変更することはできません。
Project Settingsページでは、プロジェクトの追加設定を行うことができます。このページを表示するためには、対象のプロジェクトを開き、GitメニューからProject Settingsを選択します。
Projects SettingsページConfigurationタブ上で、以下の設定を行えます:
Git接続をリセットすると、masterブランチのGit履歴が保持されます。 また、開発者モードを同期すると、各Looker開発者の個人ブランチの履歴も保持されます。 すべてのブランチの履歴を保存するには、このヘルプセンターの記事をご覧ください。
[プロジェクト設定]ページの[ブランチ管理]タブで、プロジェクトに関連付けられているすべてのGitブランチを確認できます。
[プロジェクト設定]ページの下部で、プロジェクトの現在のGit設定も確認できます:
Git接続をセットアップすると、LookerはLookMLソースファイルの管理にGitプロバイダーを使用します(バージョン管理の使用とドキュメントの展開ページを参照)。 ソースファイル管理とバージョン管理を使用してプロジェクトをセットアップするために必要な作業はこれだけです。 ただし、Looker管理者の場合は、[プロジェクト設定]ページの[Git統合]オプションを使用して、GitとLookerの統合の追加オプションを構成できます。
この例では、GitHubを使用しているため、ウィンドウにはGitHub Integrationが表示されます。 ただし、別のGitプロバイダーを使用している場合、Lookerは代わりにGitプロバイダーの名前を表示します。
[[https://docs.looker.com/assets/images/dev-git-show-links-file-50.png]]
Git統合をオフに設定すると、LookerはLookMLファイルの管理にGitプロバイダーを完全に使用しますが、LookerはGitプロバイダーのインターフェイスへの外部リンクを表示しません。
次のオプションは、Git接続の設定とテストのドキュメントページのLookerとGitの統合セクションで説明されているように、Gitプロバイダーを使用してリポジトリを自己ホストしている場合にのみ適用されます。 GitリポジトリがLookerでホストされているかどうかを確認するには、[プロジェクト設定]ページの下部までスクロールして、リモートオリジンURLを確認します。 Lookerがホストするリポジトリには、次で始まるURLがあります
git@github.com:llooker.
Git統合をオンまたはオフに切り替える場合は、[プロジェクト設定を保存]をクリックして変更を保存します。
追加のGit統合オプション(Show Links, Pull Requests Recommended, or Pull Requests Required)のいずれかを有効にした場合、LookerはGitプロバイダーのインターフェイスへの外部リンクを提供します。 これらの外部リンクは、Gitプロバイダーのサイトへの新しいブラウザータブを開きます。
これらの外部リンクを表示するには、開発者はGitプロバイダーのアカウントを持ち、プロジェクトのGitリポジトリにアクセスできる必要があります。
LookMLは、各LookMLファイルのギアメニューで、Gitプロバイダーのサイトへのリンクを提供して、ファイルを表示し、ファイルのGit情報を表示し、ファイルのコミット履歴を表示します:
LookerはGitメニューで、Gitプロバイダーのサイトにあるプロジェクトファイルへのリンクを提供します:
デフォルトでは、Looker開発者は、commitおよび本番へのデプロイをすることが可能になっています。 しかしながら、開発者に自分で変更を本番へ反映させる代わりに、Pull Requestを推奨もしくは、Pull Requestを必須とするように設定することができます。
Pull Requests RecommendedオプションとPull Requests Requiredオプションは、Gitプロバイダーを使用してリポジトリを貴社がホストしている場合にのみ使用できます。 Lookerがホストするリポジトリを使用している場合、これらのオプションは表示されません。 Lookerがホストするリポジトリから貴社がホストするリポジトリへなど、新しいGitリポジトリへの移行については、このヘルプセンターの記事をご覧ください。
Lookerは、GitHub、GitLab、Bitbucket Cloud、およびBitbucket Server(以前は「Stash」と呼ばれていました)のGitプロバイダーのプルリクエスト統合をサポートしています。
Pull Requests RecommendedまたはPull Requests Requiredのいずれかを使用して、Looker開発者はブランチの変更に対するGitプルリクエストを送信します。 開発者がプルリクエストを作成すると、他のLooker開発者はGitプロバイダーのウェブインターフェースからプルリクエストを確認および承認できます。ウェブフックは、Lookerプロジェクトの本番ブランチに変更をプッシュします。
LookerでPull Requestを利用する場合の注意事項:
LookerプロジェクトでGIt Pull Requestを利用するに設定するには:
次に、Gitプロダイバーのインタフェースを利用して、webhookトリガーを作成します:
以上で、Looker開発者がプロジェクトに対して変更をコミットした際には、Looker IDEはOpen Pull Request ボタンを表示します。
このボタンは、GitプロバイダのWebサイト上で新規プル・リクエストを行うためのページをブラウザ上の新しいタブを開き、Lookerからの開発者のコミットメッセージでタイトルを自動的に入力します:
Lookerプロジェクトがプルリクエストと統合されている場合、開発者はGitプロバイダーのインターフェイスを使用してプルリクエストを送信し、変更を本番ブランチにマージします。
Lookerは、開発ブランチから本番ブランチに変更をマージするマージコミットメソッドをサポートしています。 ただし、Gitプロバイダーのインターフェイスには、マージの追加オプションが表示される場合があります:
Lookerはスカッシュマージまたはリベースマージをサポートしていないため、開発者はこれらのオプションの使用を避ける必要があります。 可能な場合、ベストプラクティスは、リポジトリのオプションを無効にすることです。 次の例は、GitHubリポジトリでこれらのオプションを無効にする方法を示しています:
ヒント:Git統合で構成されたプロジェクトの場合、LookerのプロジェクトのGitメニューから[Gitでプロジェクトを表示]オプションを使用できます。
これらのオプションをオフにすると、リポジトリ内のブランチをマージするときに使用できなくなります: